sk 連載１

長編物を書いていきます。
具体的にいますと、
いままで友人と書いてきた小説をＵＰします。

まぁ、シャーマンキングで
長編の名前変換無の夢なんですけどね。

雪のヒロイン
月のヒロイン
花のヒロイン

の三人が主役です。

設定などはのちのち公開していこうと思います。

なんせノートに書いたものなのでＰＣにうつすのが大変なんです。

ではでは

よければ読んでくださいね・・・・・。

 

Ｓ．Ｋ　Ｎｏ.０１

 

〈夢追いＳｈａｎｇｉ－La〉

 

 

第０話　Prologue

 

 

 

 

 

 

扉には鍵をかけていないのに、どうして一人なの？

 

 

～Ｐｒｏｌｏｇｕｅ～

 

 

それは仕組まれた出来事だったのか。それとも、全て、偶然だったのか・・・・・・・。

 

そんなこと知る術など誰も知らない。

 

 

『あの子は、死の匂いを連れて迷うあの男を導く唯一の光。』

 

 

 

あの世界に穢れまで色褪せる純粋を見つけたいから、僕は―・・・・・・・

 

 

 

 

「私に―っ、触れるなぁっ！！！！」

「満月の夜で悪いが・・・・・”月の巫女”の力を身を持って味わってもらおう。」

「死にたいなら勝手に死ねば良い！！」

『―・・・・この世に後悔のない人間なんて、いやしないんだよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望で幕を閉じた君の祈りは、何処のも届かない。

もはや償う術を求めることすら罪なのか？

知らぬは冒涜。堕ちては徘徊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人とは、不思議で不便な生き物よ・・・・」

「貴様には無理だ。あの娘を繋ぎ止めておくなど」

「我ら兄妹の無念の恨み、思い知れっ！！！！！！」

「・・・・・・・・忌むべき力を・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歩間違えれば、断崖絶壁。

底無しの谷に真っ逆さまに堕ちて沈みゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「幸せになれると思うなよ！！！」

『―・・・・どうして・・・・』

「”幸せになりたい”なんて、夢を見るなっ！！！！」

「あはははははははっ！！！！！！」

「私には必要のないものだから・・・・・・。」

「これ以上私から奪わないでぇぇっっ！！！！！！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嫌ぁぁぁぁっっっ！！！！！！！！！！

　もうやめてぇぇぇぇぇっっ！！！！！！！！！！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして・・・こんなことに・・・・」

「答えは一つだよ。そんなことはね。」

「”アレ”は人の手に有り余る。故に危険だ。」

「つながりがあるから苦しいんだ。いっそのこと、全部、全部っ！壊れてしまえばいいんだっ！！！！」

「・・・・・あなた・・・・・・・・だ、れ・・・・・・・？」

「必ず重荷になりますよ、お互いにね。」

「出来ることなら貴様らに譲ってやりたいよ。」

「―不動明王呪か。」

「それでもお前は〈神〉の名を持つ者だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃れることはできない。

精霊の力を持つもの、シャーマン。

宇部手が運命と言うなら、ただ踊るだけ。

いつか悲しみの末路と共に崩れおちるだろう―・・・・・。

 

 

 

 

「知ってたよ、全部。だからね―・・・・・。」

「こんなの、もう・・・・いら・・・・・な、い・・・・・」

「どう・・・・してっ・・・・・・・？」

「返事してくれないの！！」

「―もう、満足だから・・・・・。」

 

 

 

 

形在るものは、いずれ朽ちる。

始まりは何処で、終わりは何処になるのだろう？

螺旋の如き子の世界で、一体何を望むのか。

 

この世界の終焉と創世を望む物。

果てに在るものとは？

 

 

 

 

「・・・・果報者だ、ね・・・・・・・。」

 

 

力なく瞼を閉じる。

限りなく続く絶望が彩りゆき、人は永遠に眠りゆくのだ。

 

 

 

 

 

 

＋＋＋後書き＋＋＋

プロローグ。０話です。

いろいろと訳ありヒロインですが、よろしく！！！！

予告ムービー的なものを作ってみたいと言うか

絵をいくつか挿入したい・・・・

誰がやるんだって奴に言われそう。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鶉　美菜

 

09/03/14